2018年11月07日

ポール・マッカートニー FREHEN UP JAPAN TOUR 2018はバラードに深みがあった!!

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10月31日、ポールのライヴ行ってきましたー! 今回は去年の4月以来一年ぶり。かなりのスパンの短さにファンとしては非常に嬉しい。

前回は距離は近かったものの、レフトポール際からの鑑賞だったので、ほとんどポールは見えず(ピアノを弾きに行ったら完全に隠れた)、過去最悪の環境だったのですが、今年は正面やや左から。もちろん3階席で遠くてポールはほとんど豆粒にしか見えず、持参の望遠鏡か両サイドの巨大スクリーンを主に見ることになったんだけど、それでもライヴの全体はよく見えたし、音も割とバランス良く聴けたので、去年よりは断然良かったし、楽しめました。しかも、席は一番通路側だったので、視界が何にも遮られず、見やすくもありました。去年はレフトポールにポールを遮られまくったので(シャレじゃないんだから全く)、それを思うと本当に今年は見やすかったです。やはり遠くても正面のい席はいいですね。

さて、ライヴ本編なのですが、最初の一曲目は「A Hard Day's Night」。声もよく出ているので、やはりニューアルバムの全米一位の勢いそのままか、と思いきや、その後はあまり声は出てなかった印象。やはりポールも76歳、衰えは隠せず、と思ったのですが、中盤以降のバラードは非常に良かったと思います。バラードということでバックの音圧に負けることもないし、声自体も良く出ていたように思うし、何より少し掠れた声も相まって、より深みを増した感じ。前半あまり声が出てなかったのはペース配分なのか、とも思ったのですが、後半もアップテンポのロックナンバーはやはりバックの音に負けがちでした。さすがに激しい曲は厳しいかもしれない。反面、バラードはむしろ良い。

この傾向はポールだけじゃなく、歳を取ったアーティストに多く見られるような気がします。やはりビート感というか、スピードやキレを求められる曲はある程度肉体が若くないとできないというか、そういう曲に求められる要素ってスポーツに似ているような気がします。逆にバラードなどのゆったりした曲は身体的な速さとかパワーはあまり必要とされず、それよりもその人の中にある内面的な深みとか、もっと言ってしまうと「痛み」のようなものの方が必要とされるのかもしれません。だから、怖いもの知らずで勢いのある若い人のバラードはまだ青臭く、長く生きて、辛いことや苦しいことを多く経験してきた人の方が声に深みが出てくるのかもしれません。ましてやそれがポールですからね。そりゃグッと来ます。

新作の「Egypt Station」でもバラードが何曲かあるのですが、それがまた良いんですよねぇ。今回のツアーでも全米No.1になったし、「Egypt Station」からの曲をたくさん演奏するのかな、と思ったら3曲くらいしか演ってくれませんでした。そこはちょっと残念だったかな。

セトリで言うと、今回もビートルズナンバーが19曲(abbey roadメドレーは1曲と換算)と多く、他のソロやウイングス時代の曲もここ数年のセトリと代わり映えはしない印象で、そこらへんのことはツイッターとかでも同じような印象を持った人は多いみたい。ただその「代わり映えしない」曲が名曲揃いですからね! ライヴ映えしたり、訴求力が高かったり。そういった曲を作った人のライヴを生で観れるんですからこんなに贅沢なことはない。

ただ、今回は楽器の編成がこれまでと少し変わって、ホーンセクションが入りました。この判断は大正解のような気がします。やはりホーンの圧はキーボードでは再現できないですからね。特に「Live and Let Die」の時は本当に映えていました。でも、せっかくのホーンセクションなのだから「Magical Mystery Tour」は是非とも聴きたかったなぁ。それは今回のセトリの中ではかなり悔しいことの一つでしたね。ちなみに11/1は「Got to Get You Into My Life」を演ったらしいんでしょねぇ…。これはビートルズナンバーの中でも特にホーン映えする曲だから、これを観れなかったのは非常~~~に悔しいですねぇ…。

あと今回思ったのは、ポールやっぱりギターうめぇな、ということでした。やはりフレーズが良い。そこはさすがのメロディーメイカー。名ベースラインも数多く生み出したメロディセンスはギタープレイにも生かされているように思いました。

そしてこの日はハロウィンということもあって、アンコール前にはガイコツのマスクを被って登場したのは、なんか得した気分。一年に一度の演出ですからね。そういえば、前回リンゴのライヴに行った時もハロウィンでした。どうもビートルズメンバーとはハロウィンと縁があるようです(^^)
posted by Rodriguez at 23:05| Comment(0) | ライヴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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